私は数字や数学が嫌いだ……
なんて人は世の中たくさんいらっしゃると思います。
だけどこの本には素晴らしい物語が詰まっていました。
数学の知識は必要ありません。
中3で学んだ三平方の定理(ピタゴラスの定理)を
知っておくといいかもしれません。
ごく簡単に言いますとフェルマーの最終定理とは
「なぜその数式が成立しないのか」
を証明することです。
とある数学者の男性が、
たったひとつの数式を証明するために、
8年間の人生をそれだけに費やした熱い物語でした。
そして驚くことに、
その数式を証明するにあたり二人の日本人学者の証明が
大きく関わっていたことも大きなキーポイントでありました。
読み終えるまで時間がかかってもいいし、
難しいところはじゃんじゃん飛ばしてもいいです。
この本じゃなくても小説や漫画でもありますので、
どうかこの物語はぜひ知っておいてほしいです。